ジオ池田グランプレイス
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建築設計
計画地である「池田の地」は、阪急電鉄の創始者である小林一三が日本で初めて田園都市構想を実現した地で、かつて、大阪梅田と電気鉄道で結ばれることで、現在につながる郊外型の生活スタイルが築かれた場所である。本計画では、この歴史ある誇り高き地において、住まいと生活拠点施設を新たに創造し、これからの池田駅前の顔となる建物となる計画を目指した。
建物は、低層部に商業施設、上層部に共同住宅の構成である。利用者の誘導を考慮し、駅側には商業施設のエントランスを計画し、共同住宅のエントランスは駅とは反対側に計画した。
共同住宅へのアプローチは、裏通りからの狭隘なアクセスとなり、さらに1階の面積も限られていた為、上質なエントランス空間とするためには、工夫が必要であった。そこで、鉛直方向には空間を確保することができることを活かし、エントランスホールの天井高さを8mとした吹抜けを計画することで、相応しい空間とすることを試みた。
また、現存する「小林一三邸」に着想を得て、吹抜け空間に3階へと続くらせん階段とシャンデリアを設けることで、人々を優しく迎え入れ、上質な空間となるよう計画した。
3階にはゆとりある共用空間を配置し、共同住宅の格を高める工夫をしている。 内装には天然木を用い、やさしく包み込む共用空間となることを目指した。
外観デザインは、下部を基壇部(商業施設)、上部を板状(共同住宅)とし、安定した構成としている。国道と阪急宝塚線に挟まれた敷地条件を踏まえ、低層部のファサードでは流れ(ベクトル)や重なり(レイヤー)を表現することで、周辺環境と呼応するデザインとした。
DATA
| 所在地 | 大阪府 |
|---|---|
| 主要用途 | 共同住宅、商業施設 |
| 建築主 | 阪急阪神不動産 |
| 竣工 | 2026年5月 |
| 施工会社 | 株式会社 森組 |
| 延床面積 | 13,234.20㎡ |
| 構造 | RC造 |
| 階数 | 共同住宅:B1~12F、商業施設:B1~2F |
| 竣工写真 | 阪急阪神不動産 |







