Tokyu Architects & Engineers Recruit Site

「複合建築に関わりたい」
学生の時からの目標を着実に
叶えられていると思います。

TAEの人
INTERVIEW
#02
扇芝 孝誠

建築設計本部 西日本支店

2011年4月 新卒採用

OGISHIBA Takamasa
Question

現在の仕事は?

最初の仕事は「住宅」でした。住宅は、基本計画から竣工まで比較的短い期間の仕事と聞き、まずは一通りの業務の流れを掴むために、それを経験してみようと考えました。その後、工場、商業施設、複合建築と続きました。学生の頃からずっと複合建築に関わりたいと思っていて、そのためいろいろな用途の建築に携わりたいと会社に話していました。だから順調に、希望に沿った経験が積めていますね。特にいま勤務している西日本支店では、用途問わず、「まちづくり」の基本計画から設計・監理業務まで、幅広く担当することが多く、日々知識の幅が広がっていると実感しています。一方で社内にはやりたい用途を絞って、ある用途のスペシャリストになっている人もいます。みんなそれぞれの描いたキャリアを発信すれば経験させてくれる会社だと思います。
Question

当社に入社した理由は?

僕は大阪の出身で、実は、東急グループやそのビジネス規模をあまり知らずに入社しました。当時はリーマンショックの影響で、志望した会社はどこも採用を絞っていて競争率が高く、最後に拾ってもらったという感覚でした。でも入社してみると、「まちづくり」の実績は多いですし、特に東急グループの案件は「新しいものをやろう!」という意識が強く、おもしろい仕事が多いと感じています。そういった新しい取り組みは世間からの注目度が高いですし、モデルケースとして次の提案に活かせるのでよい循環が生まれていると思います。よくも悪くもTAEは大企業でない分、最後まで担当者として関われる案件も多く、自分の性格には合っています。就活中の当時の自分にひとこと伝えるとしたら、「お前の就職先は間違ってないぞ!」って言いたいです。

その土地や環境特有の

空気感を反映させて

誰もがハッとするような建築を。

Question

あなたにとって「まちづくり」とは?

自分が関わってきた仕事の中で「工場」は少し特殊で、工場ができること自体が「町おこし」にもつながるような案件がありました。顧客企業にイメージカラーがあり、役員のスーツ、ネクタイ、車もバスもイメージカラーで、しばらくの間は街でその色を見るとドキドキしたのを覚えています。建物ももちろんイメージカラーにするのですが、カラーをうまくデザインに取込みたいと考えました。両側の壁面を巨大な色の壁に見えるように、間に金属色のグレーを入れ、イメージカラーがより強調される工夫をしました。また、既存の顧客企業の工場では使われていない「設計」のノウハウ(緩和方法)を応用して、工場内の余分な階段や法規定を緩和し、大空間を作りました。これはけっこう喜ばれましたね。どんな空間にしたいのか明確なビジョンやイメージを持って全員が共有できているからこそ、街でも、工場でもよいものがつくれているのではないかと思います。
西日本支店
Question

今後の目標は?

いろいろな場面でハッとするような建築をつくりたいというこだわりを持っています。例えば、狭いところから急に大きな空間に出ると、その差でよりインパクトを感じたりしますよね。そういったちょっとした操作や、その場所の歴史や環境などから、人の記憶に残る空間をつくるためのヒントを常に探しています。西日本支店に異動してからは、仕事でいろいろな場所に行くことが増えました。それで今まで以上に街や地域特有の空気感みたいなものがあると気がつきました。そういった空気感をとらえて、ハッとするような建築を、どんな場所でも、どんな用途でも計画できるような設計者を目指したいです。
Schedule

ある1日のスケジュール

  • 9:30
    出社、TO DO整理
  • 10:00
    メール対応
  • 10:15
    コンセプト検討
  • 12:30
    支店メンバー数人で外食 雑誌等で情報収集
  • 13:30
    定例打合せ
  • 15:30
    業務優先順位を整理
  • 16:00
    詳細設計検討
  • 20:00
    退社