東急設計コンサルタント

東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA

所在地
長野
主要用途
会員制リゾートホテル
建築主
東急不動産株式会社
竣工日
2018/5/15
施工会社
北野建設株式会社
延床面積
22,404.39㎡
構造
RC造・S造・木造
階数
2F/B2F
竣工写真
エスエス東京
軽井沢町の南に位置する塩沢エリアは美術館や文化施設等が多く、計画地に隣接する軽井沢タリアセンは塩沢湖を中心に明治期に建てられた西洋館、W.M.ヴォーリズ設計による別荘などが移築され、レストラン、美術館、スポーツ施設、遊具施設などが設営された複合的な施設である。また、スポーツ及び文化施設が整備されたエリアともいえる。
西北側に浅間山を臨む約5haの計画地に、東急不動産が展開する会員制ホテルであるハーヴェストクラブの創業30周年を迎える節目の年に開業を迎えた。
施設構成は、雄大な浅間山に正対するパブリック棟を配棟計画の中心とし、計画地西北および東南側に客室棟を配置した。パブリック棟からの離隔を確保し客室からの浅間山への眺望を確保した。
建物形状は低層かつ勾配屋根とし、色調及び彩度計画を周辺環境と調和させることを心掛けた。配棟は分節分棟化を行い各棟間にシークエンスを設け、館内移動の際の寛ぎの場を提供すると共に、外観上もリズム感を創出している。パブリック棟からの浅間山への眺望は、客室棟の分節分棟化により、視覚の広がりを享受している。
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