東急大井町線 旗の台駅改良
- 社会基盤(土木)
大井町線改良・延伸計画のうち、池上線と乗換え駅の旗の台駅改良工事である。大井町線急行運転の急行退避・乗換えを可能にするため、2面2線相対式ホームを2面4線へ改良を行い池上線への乗換え動線を改善した。駅付近の土構造物を撤去して高架橋を構築することで駅コンコース・乗換導線を実現、大井町方は既設土構造物の横へ補強土壁を築造して2面4線化による線路拡幅を可能にした。
また改良工事後も、急行7両運転に対応のホーム延伸、ホームドア設置の設計業務も行った。
【担当者のひとこと】
駅改良は仮線による線路移設など、段階施工を繰り返しながら構造物を構築したため完成までの時間を要したが、広々とした2面4線のホームが完成した姿は爽快だった。また、駅改良工事竣工後もホームドア設置工事の業務を行い、長い期間携わる業務となって、とても良い経験となった。
DATA
所在地 | 東京都目黒区 |
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発注者 | 東急電鉄㈱ |
竣工年 | 2005年(駅改良工事) |
業務概要 | ・既存駅改良に伴う鉄道構造物設計、鉄道線形、鉄道高架橋、RC擁壁、鋼下路式桁(軌道) |
事業分野 | 鉄道構造物 |