つくばエクスプレス守谷駅

  • 駅・駅一体商業施設

敷地境界と土木躯体との離隔距離がない中で、ホーム上から柱を無くしたいという施主の要望を検討した。車両限界と敷地境界線の間の三角形の空間に着目し、この部分に折り紙のような形状のトラスを5mピッチに繰り返して一種のチューブ構造とした。横断方向スパン30mの中央に鉛直荷重のみ負担する柱を建てることでホーム上から柱を取り払い、トラスの全ての接合部はボールジョイントで構成している。

DATA

所在地 茨城県
主要用途 駅舎・事務所
建築主 鉄道・運輸機構
竣工 2005年7月
施工会社 大林・あすなろ・京成JV
延床面積 5,687㎡
構造 S造、RC造
階数 3F
竣工写真 川澄建築写真

受賞歴

  • 2006年度 鉄道建築協会賞国土交通省鉄道局長賞受賞