Tokyu Architects & Engineers Recruit Site
船の帆を彷彿させる
コレド日本橋のファサード。
その構造設計に憧れた。
TAEの人
INTERVIEW
#05


伊藤 駿
建築設計本部 構造設計室
2017年4月 新卒採用
ITO Shun
- INTERVIEW
- 2025
Question
現在の仕事は?
構造形式や柱割を決める基本計画、仮定断面や意匠計画との擦り合わせを行う基本設計、構造計算書や構造図をまとめる実施計画、設計図通り施工されているかを確認する監理までの全てを担当しています。予定通りにいかないこともありますが、その過程も含めて楽しいと感じながら日々仕事に向き合っています。思い入れのある物件の一つが初めて主担当として携わった「八重洲一丁目計画」です。そこまで大きくない敷地に建てるビルなので、構造計算が非常に大変でした。鉄骨の確保が難しい時期でもあり、途中で計画を変更する場面もありましたが、結果として空間を有効活用できて施主にも喜んでいただくことができました。周辺を通る際には建物が傷んでいないかを見るようにしていて、構造設計者としてこの先もずっと見守る義務があると思っています。

Question
当社に入社した理由は?
地震大国日本における技術の結集だと考えている超高層建物の構造設計がやりたいという希望と、TAEの実績が合致したからです。「コレド日本橋」に実際に訪れた時に、船の帆を彷彿させるようなファサードについ足をとめ、カメラのシャッターを切ってしまうほどの衝撃を受けました。また、「たまプラーザ駅」の大屋根構造は構造部材がそのままデザインになっていて、このような設計をしてみたいと思いました。就活の際にそれらの建物はTAEが手がけたものだと知って運命的なものを感じ、入社を希望しました。


建物の規模に関わらず
全ての建物の設計に
全身全霊を注いでいます。
Question
あなたにとって「まちづくり」とは?
街に調和した建物を目指して、意匠や設備の要望をカタチにすることが構造設計のミッションだと考えています。「この建物に入ってみたいな」って感覚が自然と湧き起こるような建物を、結果的に長く利用されるようにする。それも構造設計者の役目であり、私にとってのまちづくりとの関わり方だと考えています。その中で、「たまプラーザ駅」や「コレド日本橋」のように構造設計者だからこそ提案できるデザインを採用してもらえたら本望です。

Question
今後の目標は?
オンリーワンの設計者を目指したいと考えています。TAEは自分が携わりたい仕事を発信すれば経験させてくれる会社なので、いつか超高層建物の構造設計にも挑戦したいと思っています。膨大な過去の建物のデータから、いずれAIでもある程度の設計はできる未来がやってくると考えています。だからこそ私は目の前の課題に対して、いろんな方面から物事を捉えて答えを出してみることに真剣に取り組んでいます。自分の芯をしっかりと持って、でも仕事は柔軟に対応できる、そんな働きをしていきたいです。

Schedule
ある1日のスケジュール(スーパーフレックス)
-
8:30出社、メールチェック
-
10:00構造計画立案
-
12:30昼食
-
13:30社内打合せ
-
15:30施工図確認、構造計算
-
18:30退社