Tokyu Architects & Engineers Recruit Site
電気は建物の心臓。
だからこそ事業者や使う人に
寄り添った設計を。
TAEの人
INTERVIEW
#04
金子 俊夫
建築設計本部 環境・設備設計室
2020年7月 中途採用
KANEKO Toshio
Question
現在の仕事は?
ビルやホテル、住宅など分野を問わず、あらゆる用途の建物の電気設備の設計に携わっています。照明やコンセントなど、ふだんの生活の中でも目にすることの多い設備の器具選定や配置を決定し、作図することが主な業務です。企画段階から参加し、電気を送る各部屋の用途やニーズをヒアリング、意匠設計者のこだわりも計画に盛り込みます。受変電設備は建物の心臓といっても過言ではないため、責任は重大です。受変電設備で安定した電気を供給できてはじめて、多くの人が楽しめるイベントスペースや、快適なオフィス空間を実現できます。建物は電気が通って当たり前。だからこそ、社内社外の人との対話を大切にしながら設計に当たっています。
Question
当社に入社した理由は?
前職では設計、監理、施工管理までを一貫してやっていましたが、次第に「設計」にいちばんやりがいを感じるようになったため、設計を中心にやれる舞台を求めました。TAEには多種多様な用途の建築物の仕事があります。それらに携わることで技術向上を図れるのではないかと思ったのです。電気を学んで建築業界に飛び込む人は多くないですが、自分の世界を広げていきたい人にはおすすめです。私も当初は、建築の専門用語も知らず、CADも扱えませんでした。今の部署には、大学で電気を専攻していた人もいれば、建築から電気に移ってきた人もいて、経歴はバラバラです。電気を深めていきたいという気持ちがあり、対話をしながら業務を進めていくことが好きであれば、一緒に楽しく仕事ができると思います。
人と人が助け合うように
建物と建物も助け合えるような
「まちづくり」を。
Question
あなたにとって「まちづくり」とは?
昨今はビル同士が電気融通を行なっている事例も増えてきており、人と人が助け合うように建物と建物が助け合えるような「まちづくり」が理想だと考えています。電気融通は主に都内など電気が集中するエリアで有効なシステムで、都市部の再開発案件に携わるとその大切さを実感します。災害などで停電が起きたときには、建物や街の機能がすべてストップしてしまうことが起こりえますから。電気は建物の心臓部分なので、設計者としては、電気という血液を送り続ける仕組みを絶えず模索したいですね。
Question
今後の目標は?
電気にとどまらない、建築全般のスペシャリストが目標です。建築は社会人になってから入った業界なので、今はまだ顧客に、建築的にどうなのか、機械的にどうなのかと聞かれても、その場で答えられないこともあります。そうすると話がワンテンポ遅れてしまうので、いつももどかしい気持ちになります。「この人なら建築も電気のことも大丈夫」という信頼感のある人材になれるように、建築や機械設備の担当者ともっと対話し知識を身につけていきたい。私と一緒に働く後輩たちに、早く技術指導ができるようになりたい。日々勉強していきます。
Schedule
ある1日のスケジュール
-
9:30出社、メール対応
-
10:00社内打合せ
-
11:00電気設備図面確認
-
12:30ランチ
-
13:30外出・事業者打合せ
-
16:00帰社 資料修正
-
18:00設備器具選定
-
19:00退社