Tokyu Architects & Engineers Recruit Site

まちの未来を考えるのは、
夢を検討することに似ています。

TAEの人
INTERVIEW
#08
山崎 二美馨

都市・土木本部 まちづくり室

2014年4月 新卒採用

YAMAZAKI Fumika
Question

現在の仕事は?

渋谷の再開発や東急沿線・地方の駅周辺拠点再生に向けた都市計画コンサルティング、土地利用構想の提案等に携わっています。入社して10年、一昨年は出産のために8ヶ月間産休・育休を取得しましたが、実現まで息の長いプロジェクトが多く仕事内容は一貫しています。都市計画コンサルティングで関わる仕事は大規模で用途を複合させた開発が多く、進めていくにあたっては、都市計画による開発フレームの想定や開発方針の検討、行政協議対応、開発に関連する基盤や交通、建築分野等との連携が不可欠です。その分、業務上の課題も複雑で難しいことも多いのですが、チームで協力しながら前に進んでいくことで自分の成長を実感できます。土地利用構想の検討にあたっては、特性を踏まえて想定したまちづくりのコンセプトに沿って、土地利用や道路計画等の具体的な整備計画を検討していきます。ハード面・ソフト面を問わず、どうすれば楽しいまちができるのかを考える時間は夢を検討している感覚ですね。その夢を、顧客から「いいですね」と言ってもらえるのはとても嬉しくて、それがこの仕事の楽しさだと思います。
Question

当社に入社した理由は?

私は建築学科の出身ですが、建物単体で完結する開発より、鉄道沿線開発やエリア単位での開発に興味があったので、T A Eの仕事は希望に近いと思いました。入社してすぐ、田園都市線たまプラーザ駅北側の「ドレッセWISEたまプラーザ」プロジェクトの都市計画を担当しました。東急㈱と横浜市は「次世代郊外まちづくり」と呼ばれる郊外住宅地再生に向けたまちづくりを協働で進めていて、そのフラッグシップとなるプロジェクトです。その後、やはり「次世代郊外まちづくり」の1プロジェクトである「WISE Living LabさんかくBASE」も担当し、一連のまちづくりの中で複数のプロジェクトに関われたことは、入社前の自分の希望が叶った形だと思います。T A Eにはたまプラーザだけでなく、渋谷や二子玉川、南町田など、先進的な駅周辺開発・鉄道沿線まちづくり事例が多くあります。長期的・継続的なまちづくりプロジェクトに関わることができますし、先進事例を他エリアにも展開できる。そういうところが魅力だと思います。

居心地のよい場、生き生きと働ける場、

まちに誇りが持てる場を

つくり続けていきたい。

Question

あなたにとって「まちづくり」とは?

建物の中というのは「個」の要素が強くなるものですが、「まちづくり」には公共的な要素も多く求められます。前述の「ドレッセWISEたまプラーザ」では地域利便施設と呼ばれるまちのコミュニティ形成やにぎわい創出の場を設けることで、まちに求められていた「コミュニティ・リビング」の実現に寄与することができました。公開空地ではマルシェ等のイベントが継続的に開催されており、そういった"場づくり”につながる仕事ができたことは非常に意義深いと感じています。そう考えると“場づくり”こそが私にとっての「まちづくり」であり、B to Bの仕事として日常では取り組んでいるものの、B to Cの観点を忘れずにまちに住む人・訪れる人に喜んでもらえるような多様な場の実現を意識していきたいです。
ドレッセWISEたまプラーザ
Question

今後の目標は?

私たちの仕事は10年後、20年後にできるものなので、顧客にとっても未来のまちづくりを考えることは雲をつかむような話です。空飛ぶ車や自動運転、環境対応等、今はないもの・今後取り組むべきものを想像しながら、トレンドや先端技術に関する情報のキャッチアップを心がけ、顧客の見えない要望にもしっかりと応えられる人材になりたいです。取り組んだ案件は、すべて実現するわけでもなく、長い時間もかかります。くさってしまうこともありますが、あきらめることなく誠実に取り組んでいくのも大事な心がけだと感じています。
Schedule

ある1日のスケジュール

  • 7:10
    子ども送り出し
  • 10:00
    直行 行政協議
  • 12:30
    ランチ
  • 13:30
    土地利用構想検討
  • 15:00
    事業者定例
  • 17:00
    定例後社内打合せ
  • 18:00
    資料修正
  • 19:30
    退社